タイの中古車は高い = あなた車も高く売れる!!【解説します】

タイは車が高いと言われますが、
新車販売価格は日本よりも高く、
新車登録から1年間に関しては、
資産価値 = 売却価格の下落は早いですが、
新車登録から2年目以降は徐々に
資産価値の下落のスピードは落ち着いてきます。

日本の感覚よりも中古車の販売価格は高く感じますが、
資産価値の下落スピードは遅く、簡単に言うと
売却時に「高く売る」ことが出来ます。

今回,タイで400台以上,車を売却サポートを行なってきた
クルマ相談窓口の佐藤がポイントをまとめ解説させて頂きます。

※Twitterでタイの運転免許証に関する最新情報なども配信中

在タイ7年 クルマ相談窓口 佐藤

タイで車の売却前の事前準備

ご自身の車を売却する前に以下のことを把握しておきましょう。

【必須項目】
・車種とサブモデル(グレード)
・年式 ・走行距離
・名義変更回数(ワンオーナーか)
・車検証の写真を撮影(特に4ページ目)
・ローンの残債有無

【推奨項目】
・新車時のメンテナンス情報の有無
・スペアキーの有無
・現時点の不具合の箇所の情報

上記の情報は、車両を売却する上で事前情報として
売却の候補先が知りたい情報となります。

タイでの車の売却の方法について

個人が車を売却する際も、法人が車を売却する際も
基本的に同じ売却方法となりそれぞれの特徴を解説します。

中古車業者に売却

中古車店(テントや中古車ディーラー)に売却するパターンであり、
日系企業さんもタイ人スタッフの方経由で相見積もりを取られ売却をされているケースも多いです。

【特徴】
・車種次第でどこの店舗が高いかわからない
・基本タイ語のやり取りとなるので外国人には詳細の打ち合わせのハードルが高い
・契約を締結する寸前まで買取価格は交渉される
・売却金額の回収が早い など

個人に売却(個人売買)

車種によっては、周りの友人や知人の方に購入希望者の方がいらっしゃるパターンやご自身でネット掲載などをして直接、次のユーザーさんを探すケース。

【特徴】
・最も高く売却できる場合が多い
・車両状態によっては引渡ししてすぐのトラブルのリスクが高い
・名義変更などは当事者で対応しなければならない
・話がまとまるまで時間が掛かる
・売却金額の回収は売却先次第 など

委託販売を依頼し売却

中古車ディーラーに車を預け、中古車サイトなどに掲載し次のオーナーを見つけた後に売却を行うケース。
※最近、筆者のクルマ相談窓口の佐藤も委託販売をお受けするケースが多い

【特徴】
・中古車店に売却するより先に次のユーザーを見つけて売却となるので売却金額が高くなる傾向
・個人売買よりも中古車店を挟む分、商談をアウトソーシングできる
・名義変更などは委託販売を受けてくれた業者に任せらる
・話がまとまるまで時間が掛かる
・売却金額の回収は売却後 など

売却方法のまとめ

それぞれのやり方に一長一短があり、
これから売却予定の方が重要視するポイントによって
ご自身にあった売却方法の選択は異なります。

私の車だとどこの中古車販売店に査定をお願いすれば、、
個人売買はリスクと手間が、、
委託販売はよくわからない、、など
大切なお車のご売却ですから色々と考えてしまうのは
当然のことだと思います。

少し宣伝させてください。
筆者であるクルマ相談窓口の佐藤にご相談頂ければ、
車種や年式などをヒアリングさせて頂き、
おすすめの売却方法のアドバイスも無料でさせて頂きます。
是非ご相談ください。

タイでクルマの売却についての記事

車売却時の必要書類について

必要書類については、「個人」か「法人」かによって
用意するべき書類が異なりますのでそれぞれ解説させて頂きます。

個人の車両売却時の必要書類

・パスポート顔写真ページ コピー
・パスポート最新のVISAページ コピー
 ※それぞれにパスポートのサインを記載

・住所を証明するもの(以下のいずれか)
>日本大使館発行の英文の在留証明書 原本
>ワークパミット(労働許可証)全ページコピー
 ※住所が記載がある場合のみ
>タビアンバーン(タイの住所登録書)

・名義変更申請書(他の方に任せる場合は委任状)

過去のブログ記事にて個人の車両の
名義変更の必要書類をまとめていますので、
より詳細の情報や注意点などは,
こちらの記事をご覧下さい。

タイでの個人車両の名義変更はこちら↑

法人の車両売却時の必要書類

・会社登記簿全ページコピー

✅ サイン権者がタイ人の場合
・IDカードコピー
・タビアンバーン(住所証明書)コピー

✅ サイン権者が(日本人を含む)外国人の場合
・パスポート顔写真ページ コピー
・パスポート最新VISAページ コピー

・名義変更申請書(他の方に任せる場合は委任状)

法人の場合、会計処理を行う場合,
売却による売上となることに備え売却先の情報を把握し
TaxInvoiceの発行のご準備も必要となります。

必要書類のまとめ

以上が、売却時に必要書類となります。
パスポートや会社登記簿のコピー枚数は、
ローン会社の所有権になっているか?
ナンバープレートが県外ナンバーになるか?など
2枚必要になったり多い時で4枚必要となりますので
その都度、ご確認下さい。

個人車両でローン残債がある場合は、
ローン会社(信販会社)の名義になっているため、
在留届出済証明書の原本が2部必要になる場合もあります。

もしも、ご不明点がある場合はクルマ相談窓口にご相談下さい。

タイで車の売却時の注意点と当たり前

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
ここまで、「売却方法」と「必要書類」に関して解説させて頂きましたが、

他にも、日本での生活に慣れてきた私たちにとって
タイでの車の売買の現場は、「え!」と思うことも多いかと思います。

私が7年間、タイの現場で経験したことをお伝えしながら、
注意点などご紹介したいと思います。
更にタイで車の売買をご理解を深めて頂けると嬉しいです。

売却金額の支払いは早い

タイの中古車店は支払いは早いと感じています。
ほとんどの中古車店さんは「車両」と「必要書類」の引渡しを行えば、その場でインターネットバンキング等で送金を済ませてくれます。
逆に2日後や3日後と言われる中古車店さんがいらっしゃった場合は、少し怪しいな!と思ってしまいます。
日本の大手買取店さんの場合は、信用度は高いのですが支払いは営業日中1日など、当日送金の対応は基本ありません。

車の査定の際には試運転をしっかり行う

日本の場合は、大手買取店などは、試運転を行うことなく買取金額を提示頂けるケースが多いですが、タイの場合は粗悪な車両も多いためか、買取価格定時前の試運転を重要視しています。

契約直前まで値引き交渉

タイの場合、中古車店,個人売買に関わらず、値段交渉は契約直前まで行うことが多いです。中古車は特に個人客相手の場合は、見積書などはなく口頭で金額交渉を行うことが主流となっていますので、契約書以外の書面を作成する業者さんは稀です。商談の終盤で大幅な値引き交渉をされる業者さんも存在します。初回の商談から1週間以上、時間が経過している場合、中古車店側も口頭で伝えた買取価格を覚えていないケースも多々ある状況ですので注意が必要です。

最後に

最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

タイは日本と違い、車の売買に関わる現場の情報を発信されている方や、
適切なアドバイスができる日本人の方が少ないのが現状です。
もし車を売却される際には、ご自身で事前に情報を把握されることは
安全にできるだけ高い売却価格を獲得されるには大事なことだと感じています。

こちらの情報がお読み頂いた方にとってお役に立てる情報であれば幸いです。

また日系企業様向けにも、タイでのお車の売却について、過去の事例などを用いて解説しておりますのでご覧下さい。

タイで車を売却に関する日系企業様向け情報

私たちについて

私たちはタイでクルマ相談窓口という名称で、
在タイ日本人の方を中心に主に中古車の売買を日本語でサポートしております。
タイの運転免許証の取得方法や日本人の方が安心して取引できる店舗やサービスのご紹介など、タイでのカーライフにお役に立てる情報発信を心掛けています。

公式ブログ & 公式Youtube

過去のブログをこちらでご紹介させて頂きます。

タイで車の購入前におさえて頂きたいポイント解説
タイで日本語対応のレッカー会社
タイ駐在員ドライバーとの別れ クルマ相談窓口Web CM
タイで中古車を購入する前の注意事項

掲載メディア

タイの生活情報や移住に関する情報を配信されているYindeedマガジンさんに
私たちの取り組みを非常にわかりやすくまとめて頂きました。

Yindeedマガジンの記事はこちら

【タイの経済情報誌 ArayZ】
私たちの行っております中古車売却サポートに関するサービス内容をまとめて頂きました。


https://arayz.com/sato20210217/

タイの車売却をサポート / アレイズ

【海外キャリア情報配信 アジラボ】
タイで車を所有する際に知っておくべきポイント

https://asia-career-labo.com/kuruma-sodan-sato/

お車のご売却に関するご相談も随時、受付致しております。
事前にお車の詳細の情報をお伺い出来れば、
直接、お車を査定することなく
概算の金額もお伝えする事が出来ますので
まずは専用ダイヤルからお電話にてお問い合わせ下さい。

日本人専用ダイヤルはこちら:095-826-0480
(クルマ相談窓口 代表 佐藤 直通)

LINE@でもお問い合わせをお受けしております。

概算の金額の算出の際にお車のお写真のご送付を
お願いさせて頂くことがございます。
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